高度不妊治療に進む前に考えるべきこと
こんにちは、2歳を過ぎた我が子の遊び方が、どんどんアクロバティックになっていくのに、日々驚かされているxusiiです。
久々の記事は、不妊治療の話。
2歳になった我が子と、現在妊娠中のベビーは体外受精で授かっています。
不妊治療歴の詳細については、いつか書きたいと思ったら書こうと思うので省略。
今回は、高度不妊治療に進もうか考えている人向けの記事です。
なんだか長くなりそうなので、伝えたいことを先に書いておきます。
高度不妊治療に進む前に考えるべきこと
・治療を終える目安を考えておく(期間はいつまで、もしくは治療費の上限はいくらまで、など)
・不妊治療費の助成を受けられるか、要件を確認しておく
・治療に必要となるであろう予算を準備しておく
ここからは、実際に私が不妊治療を受けて感じたことを書いてみます。
まず1点目、高度不妊治療に進むにあたり、私は仕事を続けていくのは難しいと判断し、退職しています。
タイミング法や人工授精は、なんとか仕事を調整して受けられましたが、採卵・体外受精となると、通院回数もかなり増えます。
小さな会社に勤めており、急に午前休みを取りたいといった調整を頻繁にするのが難しかったことや、仕事への執着心があまりなかったことから、多少は悩みましたが思い切って辞めてしまいました。
その時に考えていたのは「1年間は不妊治療に専念して、それでも妊娠できなければ子どもを産むことは諦めて、また仕事を始めて夫婦2人で暮らしていこう」ということ。
これが、私の決めていた治療を終える目安でした。
2点目の不妊治療費の助成については、もっと確認しておけば良かった…という感じです。
私は東京に住んでいるので他の都道府県についてはわかりませんが、不妊治療費の助成を受けるには、夫婦合算の所得制限があります。
今年の4月1日以降に治療を開始した場合、所得制限額は905万円未満まで緩和されたのですが、それまでの所得制限額は730万円未満でした。
私も退職前はフルタイムで働いていたため、所得制限を超えてしまい、助成を受けることができませんでした…
あらかじめ助成を受けられる要件を確認しておき、6月くらいで退職し、年明けから治療を開始すれば、所得制限に引っかからなかったかもしれないなぁーと、治療後に考えてしまいました。
ただ、早く子どもを授かりたいと思っているのに、助成を受けるためだけに半年ほど空白期間を置くという選択が、当時できたかどうかは難しいところですが…
3点目の不妊治療の予算ですが、私は自身の貯金を切り崩して賄いました。
夫婦の問題なのでよく話し合うべきことなのですが、我が家は夫婦別財布で過ごしていることもあり、なんとなく自分のお金だけでやりくりしてしまいました。
通うクリニックによって治療費は異なりますが、私の場合、採卵2回、体外受精2回で、トータル120万円ほど。
退職して無収入の人間には、なかなかの負担です…
助成を受けられれば、55万円ほどは戻ってきたかと思うと、しばらく悶々としてしまいました。
治療中、治療を終えても色々と考えることは多いですが、私の場合は、高度不妊治療に進んだおかげで子どもを授かることができたので、思い切って退職したことも間違っていなかったと思っています。
ただ、現状は待機児童の多い地区に住んでいるので、子どもを保育所に入れることはできず、再就職はかなり先のことになりそうですが…
あと数年は、子育てと、株でのお小遣い稼ぎが中心の生活が続く見込みです。
毎回ブログの最後は一つの企業のチャートを素人目線で観察しています。
テンバガー銘柄に出会えますように!
今日の銘柄:富士製薬工業<4554>東証1部
企業概要:後発薬メーカー。
株主優待:無し
予想配当利回り:2.32%
不妊治療で処方された薬の中に、こちらのメーカーのものがあったので見てみます。
しばらく反発も無さそうなチャートに見えますが…
底だと思われるところで買って、じっと上昇するのを待てる人になれたら、コツコツとお小遣いが増やせるんでしょうけどねー。
現実は、邪念だらけで難しいです…
※株価チャートは全てSBI証券HPより引用